外国産カブト幼虫飼育についてとても大切に育ててきました幼虫をお嫁に出しその後。。。 飼育の方法についてよく質問を頂きます。 このページを見て頂いて参考にして頂けましたら幸いですぅ~! でも、価値観は千差万別です。私が飼育している・私だったらこうします! という感じで書いてみます。(10項目・2004・7月記載) 玄人さんは攻撃しないで下さいね~(^^; 戦うつもりはありませ~ん!! ~~~~~~~マットですが~~~~~~~ 一番早いのがお近くのクワカブショップでしょうか。 ホームセンターなどペットが充実しているところにも多く並んでいます。 ユニー。アピタ。ジャスコ系列は並んでいる期間は夏のシーズンのみ。とってもとってもお高いです(--; たくさん飼育されている方はオークションなどで購入した方が安定してお安く済むでしょう。 市販で探される場合は”発酵済み”のマットをお使い下さい。 出来ましたら腐葉土は避けたいですね(^^; 育ちません。。。 発酵マット(水分を加えて熱を持つ物は避けたいですね)・ヘラクレスマット・アンテマットなどなど。 出来ましたらオールシーズン置いてあるのか聞いておいた方が良いと思います。 あまりころころマットが変わりますと幼虫は馴染むのに一苦労!痩せる思いをする訳です(^^; 置いてないようでしたら来年の春先までの土を今のうちに購入若しくは次なるお店に。と大変です。。。 近くで通年を通して購入出来るお店があると便利ですね。 ~~~~~~~~マットの加水~~~~~~~ どの雑誌にも書いてありますがギュッと握って形が出来る程度の水分を購入したマットに足して下さい。 握った時に水分が染み出るようですと多すぎです。 よく土遊びしてお団子作りませんでしたか? 落としたら割れちゃって。。。ドロドロだと丸くならなくて。。。あんな感じです(^^; 余計ややこしいかな~(--; ~~~~~~~~お家選び~~~~~~~ ヒルスなどシロカブト系は小型カブトになりますので Pr飼育してもプラケースの中型若しくは贅沢して”大ケース♪”位でもOKです。 ヘラヘラ・リッキー・オキシなど大型のカブトはPr飼育ですと大ケース若しくは特大位は欲しい所です。 忘れては困ります!蓋とケースの間に新聞1枚か虫除けシートを挟んで下さいね。(コバエが進入しない様にです) 何で♂♀同じなの?と質問がよくあります。 だいたいの場合、♂より♀の方が小さいですよね。 おのずと蛹になるまでの体の変化も小さい分早いんです。(小さい♂は早いですよ) ♂は大きい分、蛹化する準備に莫大なエネルギーと時間が必要です。 その為に羽化時期のずれが生じます。 早く羽化する♀と遅く羽化する♂を同じケースに入れると ♀が蛹化する時出すホルモン(?)の働きにより♂の蛹化のスイッチが入る! いそいそと蛹になる部屋を(蛹室)作り始めます(^^; 蛹室の大きさだけでも倍近くです。。。 1~2ヶ月位のずれでPrが無事羽化する訳です(^^; (玄人さん突っ込まないで下さいよぉ~初級ですから分かりやすくしてます(^^;) Prの数があり、大きく育てたいならやはり♂のみの単独飼育が良いです! 1・2Prを飼育して~。でしたらPr飼育かな~?です(^^; ♂単独でしたら大ケースにゆったり入って頂けば良いんじゃないでしょうか~。(こーなると殿ですね(^^;) ~~~~~~~~お家作り~~~~~~~ さあ、幼虫さんが我が家にやってくる!となりましたらまず先に部屋を作っておきましょう~♪ マットを買い、ケースを揃え、土遊びを。。。失礼(--; マットの加水をして、さあ、ケースに詰めましょう~ 1/3位迄ザーッと土を入れてポンポン固め、また土を入れてポンポンする。。。 ケースの6~7分目まで作り後は優しく空気を抜く程度に8分目まで。 万が一マットが発酵したりガスを出しても上に空間があれば幼虫の非難場所になります。 それと、あまり上まで入れると。。。蓋にかじりつく、挟んであるシートを破る、引っかかってもがく、など。。。 土は結構入りますよ~。個人差がありますが特大で15L~18Lです(^^; 夏場はそれ程でもないですが土の温度があまりに違うと幼虫は暑くなったり凍えたりします(T_T) やはり室温と変わらなくなってから引越しがベストです(^^ 飼育する予定の場所に置いて一晩放置。 ケースを触って熱くなってないか臭いは変わりないかなど蓋を開けて確認すると良いですね。 数年前、冬に幼虫の土替えをしました。 数日後、幼虫さんは星になりました。。。(T_T)しかも3令100UPです。(太いバナナサイズです) 答えは簡単。寒い冬です。冷たい水道水を足したマットを作り即幼虫を入れたのです。 幼虫は取りあえず潜ります。すっぽんぽんの幼虫は芯まで冷え切り。。。落ちました。。。 真冬の海状態でしょうか、それとも素っ裸で雪山遭難でしょうか(--; ごめんなさいm(_ _)mでした。。。 ~~~~~~~~到着後~~~~~~~~ 出来ましたらお手元に届いて数時間幼虫をプリンカップのまま休ませてから(^^; ガタガタ揺れるしドキドキしっ放しで明るくなったら(ご主人とご対面) 環境が違うんでビックリ!と言う感じでしょうか~(^^ (大げさ?!) 飼育ケースにカップの土ごとひっくり返して (それこそビックリ?!) 幼虫が新しいマットに自然にもぐれるようにして頂くとストレスを感じず新居になじめると思います(^^ 『幼虫ってとってもデリケートなんですよ(^^;』 1・2日経っても土の上に上がってこなければOKです。居心地良しです(^^ ~~~~~~~~その後~~~~~~~~ 一ヶ月位経ちますと空洞が開いたするのは良く食べた証拠です。 後、ガムのような四角い塊(う・ん・ち)が増えて来たらもうそろそろ土交換の時期が近いという事です。 土変えの時期がわからないようでしたら予め時期を決めて土交換をすると良いです。 幼虫の大きさにもよりますがだいたい2ヶ月前後です。 活発な時はぐっと四角い塊がケースの隅、マットの表面にたくさん見えるようになります。 乾燥が激しいようでしたらビニール製の虫除けシートをお使い頂くと良いです。 (半分近くまで乾燥してしまったら早めに幼虫を出して加水して下さいね。) 夏場温度管理していない場合、ケース内は更に温度が上がりやすくなりますので注意が必要です。 手間をかけられる様なら数日に1度霧吹きで加水してあげますと(ジャーッとはかけないでね!) 乾燥による土変えの手間が多少省けます(^^; ~~~~~~~~環境・温度管理~~~~~~~ オオクワガタと同じでやはり外国産は温度管理がネックかもしれません。。。(^^; 外国産カブトは直射日光と暑いのと寒いのがキライ~な夜行性!うふっ! (世のお嬢様なみです(--;) 夏場はエアコン管理で23~24℃がベストです。 冬は暖房管理で18℃切らない様に~が一番良いですが(^^; 破産します。。。_(_ _)_ 真夏、締め切りの部屋に幼虫を。。。車内と同じ原理です。 しかもケースの中は部屋の温度より2~3℃高め。 幼虫の蒸し物が出来ます。。。 お家の中で日が当たらず、一番涼しくて風が通る所~!ありますか?探してみて下さいね。 風は扇風機と言う手もあります。 後、1・2ケースなら浴室に大きめの容器を持ち込み、水をはり容器ごとつけて置く手もあります。 その時ケースが水の中で動かない様に固定する事をお勧めします。 容器の半分程度かそれ以下の水量にしておかないと容器の中に水が入り込む危険もありますから気をつけて。 幼虫はカナズチです~(^^; 在宅の場合は一緒にエアコンで涼んでもらえば問題なしですが(^^ お盆など長期お出かけされる場合など帰ってきたら全滅。。。(T_T) なんて事が無いように日ごろから置く位置を配慮されると良いと思います。 30℃越したら幼虫はこれ以上脱ぐ物が無いのでヘロヘロです。。。 真夏と真冬を乗り切ればだいたい大丈夫でしょう。 その時期だけ少し配慮してあげて下さいね(^^ 真冬はエアコン管理が困難な場合は小さな温室・小動物用のヒーターなどをつかって 発泡・段ボールなどでケースの底から暖めてあげるなどチョット手間ですが 毛布などを詰め込んでヒーターを入れ、ケースを設置して更にその周りを毛布などで覆うest… これまたこの時期だけなので多めにみてあげて下さいね(^_-)☆ このとき注意して頂きたいのが~。 ケースに直接ヒーターを当てないで下さい。幼虫の蒸し物が出来ます(--; 上のふた部分の通気はふさがないように!です。酸欠で逝ってしまいます(TT) ※コタツの中に入れないでね!酸欠になるし結構温度が上がりすぎます… これ以上脱ぐもの無いんでぇ~。勘弁下さいm(_ _)m ~~~~~~~羽化時期~~~~~~ よく聴かれます(^^; 羽化は何時ですか??って。分からないです(^^; 環境・飼育状態によって全然変わってしまいますから~ 365日温度管理した環境の中、小型カブトは初令から1年~1年半位 温度管理無く何とか管理できた場合もう少し長くかかる可能性があります。 暑くても寒くても成長を止めて耐えるからです。 大型ですと1年半から2年近く。種類によっては2年以上かかります。。。(^^; だいたいの目安なので遅くも早くもなり得ます。 発送の際、ラベルを貼っております中に200x・xx・xx初令と書いてありますので ヒルスなど小型の場合はその前後の幼虫の動きを観察して蛹室を作る気配が無い事を確かめて 土を換えられると良いと思います。 ~~~~~~~~~土交換~~~~~~~ 幼虫が入っている容器をそっとひっくり返して幼虫達を取り出して下さいね。 上からほじくると噛まれたり・爪等で幼虫の柔肌に傷をつけてしまったり 潰れてしまう場合があります。。。(^^; お互いの安全の為に少々手間ですがお勧めです(^^)! 前日に同じ大きさのケースに半分若しくは2/3ほど新しいマットを詰めておいてから 今まで住んでいたマットを塊(うんち)入りで8分目まで詰めて (後の残りは、園芸用のこしきを使ってうんちをこして新しいケースに混ぜ込んでもOK。 冷蔵庫に入れて取って置いて常温に戻してから次回利用でもOKです) そこに幼虫達を放してあげて下さい。最初は上の方に居ますが、そのうち底まで潜って行きます。 ~~~~~~~~~素手で幼虫を触らないで~~~~~~~ 幼虫はとても綺麗好きです。それに比べ人間の手は雑菌だらけです。 宣伝でありますよね。薬用○○ズなんかは、1時間後・2時間後みたいな感じで シャーレに雑菌の繁殖を比較するのが。。。 幼虫の体の上で同じことが起こるんです。それで”かさぶた”のような黒っぽい物(黒点)が出来たり 体力が落ちて元気がなくなったりします。元気な幼虫でもやはり負担になります。 幼虫のお世話をする時は安いゴム手袋などをお勧めします。 100均などでも置いてあると思いますが透明・半透明の薄手のがお勧めですよ(^^ 間違って触ってしまった場合は(お手元にある場合) エタノールを霧吹きで全体にふりかけてあげて下さい(^^ 綺麗になります(^^) 幼虫・成虫はエタノールを舐めると~。。。 酔っ払います(*^^*) そして元気になるんですね~! (毎日振りかけられたらアル中になりますのでご勘弁下さいね(^^;) 玄人さんも突っ込みご勘弁~!! |